vol.08
福岡県小郡市 株式会社タイラベストビート 様
【人材管理システム】ただのモノづくり屋さんではない、真の課題解決をしてくれるシステム会社です。
仕事内容と依頼理由について教えてください
初めまして、株式会社タイラベストビートの平本と申します。我々は九州を中心にワンダーランドというブランドで、38店舗のパチンコやスロットのアミューズメントホールを経営しています。
依頼のきっかけを振り返ると、最初は私が通っていたビジネススクールでITの相談ができる方はいないかとSNS上で投げかけたのがきっかけです。
元々依頼していたシステム会社さんがいましたが、従来のシステム会社さんはシステムを作ることはできますが、課題解決という点がまだ弱いというのが正直なところでした。
そのため経営のことも全般的にわかった上でシステムで課題解決ができる会社はないかと探していたところ、冒頭で申しましたようにSNS上で、diffeasyの代表である白石さんが返事をくれて、そこからお付き合いが始まりました。
当初の我々の課題感から申し上げますと、主に2つございました。
1.人材不足の中で、労働集約型の業務をいかにITで効率化するか
近年は我々の業界でも規制が厳しくなって、売り上げも落ちるのではないかと様々なところで聞きますが、それよりももっと深刻なのが人材不足です。
特に弊社では、社内の集計作業やそれに対する協議の時間など、営業以外での管理業務に非常に多くの時間を割いていました。
今は良いですが、今後人材採用についてはもっと厳しくなると予想しています。
その前に人の手が掛かる業務は徐々にITの力で効率化することが急務でした。
2.ITの力で会社の理念の浸透や社員のモチベーションの課題を解決する
全社員が本社にいる状況であれば、理念や文化、社風の浸透は比較的可能かと思います。
しかしワンダーランドは38店舗あるので、これを一つにまとめてうちの会社の理念や社風をいかに落としていくかというのが非常に難しい。
ここ数年で、我々がこの先何をすべきか、我々は何のために商売をしているかなど、理念やビジョンを社員一丸となって作ってきました。
次はそれをしっかりと組織に根付かせるフェーズにきています。
そこでITの力を使ったら、もっとしっかりと浸透させることができるかもしれないと思って今回相談させていただきました。
diffeasyの仕事の進め方に特徴はありますか?
1.プロジェクトの進行が絶妙
今回のプロジェクトを進めるにあたってプロジェクトチームを発足しました。
本社部長、総務担当、システム担当、企画制作担当、それから営業担当の店長など7人くらいのチームとdiffesayさん側はプロジェクトマネージャーである白石篤司さん、エンジニアの鶴田さん、デザイナーの片岡さんです。
参加しているメンバーの意見を引き出して、かつ会社のことを尊重してもらえて、非常によくやってくれているというのが正直な感想です。
部門横断の難しいプロジェクトにも関わらず絶妙な塩梅で進めてくれます。
2.熱意を持って真の課題解決をしてくれます。
我々も本当に解決しなければいけない課題を具体的に把握できていないところもあり、プロジェクトを進めていく中で具体的な課題が見つかって、それを解決するためにサポートしてくれました。
ひょっとしたらシステムを入れなくてもこうしたら解決できるのではないですかということも提案してくれます。
システムだけじゃなくて様々な観点から見てくれて、一緒になって課題解決をサポートしてくれるので、一言でいうとただの物作り屋さんではなかったです。
本当にいいものを作ってくれる、現場での使いやすさとかも具体的に考えてくれるのはありがたいです。
3.気持ちの良い商売をしてくれる
プロジェクトを進める中で、できないことはできないってはっきり言ってくれますし、でもこういう方法はありますよと提案してくれます。
ぶっちゃけ、いらないシステムでも作ったら、利益になるじゃないですか。
でもそういう商売はしない、潔さというか、そういうところが信頼につながりますよね。
仕事をしていてこちらも背筋が伸びるというか、気持ちがいいです。
印象に残っているエピソートはありますか?
今回のシステムには「タイラニャン」という猫のキャラクターが登場するんですが、その時の提案は印象深いですね。
デザイン担当の片岡さんが弊社に提案にきてくれたんですが、「例えばタイラニャンが・・・」と話し始めて、あれ?もうこの人はやる前提で話してると思って(笑)。
それまではキャラクターという話はなかったんです。
その時に、ここで否定しちゃうと、この人モチベーション下がっちゃうなと思って、ご本人はもうやる前提なんでね。否定はできないですよね。
最初、みんな絶句してましたよ。「え、タイラニャン?」って(笑)。
でもそういう文化はなかったので、ある意味面白いかなって。逆に変化を求めてね。あれはいい判断だったと思います。
キャラクターがいることでシステムという無機的なものが柔らかくなって、人とシステムのギャップを埋めてくれることも使いやすさという観点からとても重要だと思いました。
あの提案とても印象深いですね。
実際にシステムを入れて、何か変化はありましたか?
今回のシステムの役割は主に3つありまして、社員からの提案を共有するツール、不満や改善要望のチェックツール、社員の行動規範をチェックするツールです。
中でも行動規範を紙で管理していた時はとても大変でした。38店舗、千数百人の人に紙を配って、回答してもらって、回収して。
一番大変なのは封書なので千人分の封書を開けて一つひとつ集計しないといけない、しかも機密情報なので一人の人がしなければならなかったので、それがシステム化できたのはよかったです。
少しづつ現場から色々なアイデアや意見も上がってきてこの先うまく回りそうな感じはしています。
現場で聞くと評判はいいですよ。
また弊社では普段の業務では、部署間の横断的なコミュニケーションが滅多にないんですね。
いつもは各部署が個別でプロジェクトをやっているんですけれども、一つのゴールに向かって、各部署からメンバーを呼んで、週に一回ミーティングをするというプロセスを通じて部署間を超えて横断的なコミュニケーションができて非常によかったです。
今後のdiffeasyについてに一言お願いします。
まだ今回のシステムに関しては最初の一歩で、この先に大きなシステム開発が控えていますので、ぜひ引き続きお願いします。
それから我々のように単純にシステム導入ではなく、会社の課題解決のためのシステムを導入したい、もしくは困っている会社が他にもたくさんあると思います。
diffeasyさんは自分ごととして課題を解決してくれるので、そういったクライアントをたくさん持ってどんどん成長してもらいたいと思っています。
これから我々も新事業を考えていますので、ぜひその際も一緒にやっていけたらと思っています。
この先も一緒に成長していきましょう!
株式会社 タイラベストビート
福岡を中心に38店舗のレジャーアミューズメントホールを経営
成功・解決した理由
Before相談前
- 部分的な解決策
- 管理業務に多くの時間
- 社風・文化の統一が難しい
After相談後
- ITによる真の課題解決!
- ITによる業務効率化!
- システムによる文化の浸透!