vol.04
福岡県福岡市 株式会社グッドラックスリー様
【スマホゲーム数値分析システム】diffeasyさんは一緒に仕事をしていて気持ちがいい会社さんです。
簡単な業務内容や今回の依頼の背景など教えてください。
我々は福岡で、主にスマートフォン向けのゲームの企画、開発や運用をしている会社です。
その会社で私はエアリアルレジェンズというゲームの担当と会社のCOOをしている周と申します。
当時エアリアルレジェンズのプロジェクト開発の際に、数値分析に使うシステムの設計・渉外をチームメンバーから引き継ぎました。
以前にdiffeasyさんには、数値分析システムを発注して納品してもらったんですが、その後、追加で必要な指標などが色々と出てきて、それが確か当時2017年の4月かな?もうリリースは5月下旬というのは決まっていて、超特急で新たな数値分析システムを作れないかということで再度依頼をしました。
数値分析システムというのは、ゲームの中で大切な数字を指標として抽出するシステムです。
ゲームの運用はユーザーの数、課金人数、継続時間などの数字を経営判断の指標として使って、さらなる改善にむけた施策を打っていくとような流れになっています。
正直なところ、今回はかなり無理なお願いだったと思います。(笑)
リリースまで時間がなく、難しい要件にもかかわらず、時間的にも内容的にも柔軟に対応してもらい、最低限の機能をつけて、どうにかリニューアルにこぎつけることができました。
そのあとのバージョンアップもすぐに対応していただいて、現在に至るという感じです。
【今回依頼のあったスマートフォンアプリゲーム、エアリアルレジェンズ】
そもそもお互いの持っている情報量が全く違うので、数字の抽出ルールなど情報のすり合わせがとても困難だったと思うんですが、どうやって解決したんですか?
結論から言うと、おそらくdiffeasyさんが想像して補ってくれていたと思います。
弊社のプログラマーも実は「このプロジェクトって内部の人じゃないとしんどいんじゃないですか」と言ってたんですよ。(笑)
そんな状況でもdiffeasyさんたちは対応してくれるので、社内では「かなり想像して対応してくれてるね」という共通理解がありました。
リリース前だったので、ゲームの内容がわからない状態で数字を出力したり、どんな数字を取るかロジックを組んだりとか、結構悩まれただろうなと思いますね。
【diffeasy:実際当時はまだゲームが完成していなかったので、別のゲームをやってみたりしながら、こんな感じかなと試行錯誤はしていました。抽出したデータを加工してマーケティング戦略や広告に紐づけることが主旨なので、どうやって紐づけるかは結構悩みましたね笑】
そうですね、しかもうちの会社のゲーム作りはオリジナル性が高くて、良くも悪くも複雑な作りになっていて、そもそも外注することを前提に作っていません。
だから今回の依頼を例えていえば、「目隠しながら一輪車乗ってくれ!」みたいなイメージだったと思います(笑)
よく弊社の配慮のない説明についてこれたと思います。
diffeasyさんの想像力と空気を読む力で乗り越えてくれたと思いますね。
【diffeasy:結構戸惑う部分はあれこれありましたが、ディレクターとプログラマーの方が一個一個の数字の抽出の確認など、時間がない中、認識の齟齬ないか、しつこいくらいさせていただいたおかげでシステムが納品ができたと思いますね。数字の重要さについての認識があり、そこを対応してくれたのはとてもありがたかったです。】
外注に依頼するのは難しい状況で、何を持ってdiffeasyに依頼しようとしたんですか?
これはすいません、誤解を招くかもしれませんが、その時は藁をも掴む状態でした。
ただその人がどのくらい仕事できるかとか信頼できるかなどは話したらすぐにわかります。
打ち合わせの進行もスムーズでしたし、論点の決め方や話のスコープもしっかりしていましたし、やりとりしているとメンバーの方も真剣に仕事していて、雰囲気もよかったので、単純に「あ、いい会社さんだな」という印象でした。
それらのことを総合して考えた時に、ここの会社なら大丈夫と思ったので、GOを出しました。
現在の状況はどうですか?
今かなり頑張っています!
現在ハウステンボスさんと情報共有をしながら進めているんですが、基本的な確認は、diffeasyさんが作ったシステムの数字を準拠として話をしています。
今の売上げが、これくらいですとか、ユーザーの状況はこんな感じですとか、リアルタイムで見れるので、あのツールがあって本当良かったです。
サマリーとリアルタイムの数字は毎日見てますね。数字をみてすぐに戦略を練って、テストするといった感じでプロジェクトを進めてますね。
もしこの計測ツールなかったらということを考えるとゾッとしますよ、ほんとに。
全員が同じ数字と同じプロトコルで情報共有ができるので、コミュニケーションの質も含め、とてもスムーズにしてくれていると思います。
数字で見ることで他にわかったことはありますか?
課金アイテムの供給量を数字で確認できるので、その量によってユーザーどう動くかを把握することができました。
今どのくらいゲーム内の課金アイテムが滞留しているか、またはユーザーがどの程度課金アイテムを抱えてるかなどを把握することで、イベントやキャンペーンの内容をどうするかを決めています。
その指標を元にゲーム内の需給バランスを調整していますね。
【diffeasy:数学の計算や分布図などを作って、どうやって数字をとるか定義作りやルール作りをずっと考えていましたね。そこはめちゃくちゃ大変でしたが、かなりやりがいがありました。(笑)】
diffeasyの仕事のやり方で特徴的などんなところでした?
一つ目は「できない」と言うことを聞いたことないですね。
これはできませんとは言わずに、必ずこれはどうですか?というように提案や代案を出してくれます。
我々のようなベンチャーは前のめりなので、同じように前のめりでやってくれる会社さんがパートナーでいてくれることは単純に嬉しいです。
やれることはやろうという気概がとても伝わってきて、建設的に仕事を進めていけるのはいいですね。
こう言うのはできます、こういうのはどうですか、とかこれは統合したほうがいいですね、とかいらないものが整理されるので、無駄がないですね。
経済的に得した損したみたいな話ではなく、ベクトルはいつでもにシステムをどうしたらよくできるかを中心に考えてくれるので、仕事をしていて気持ちがいいです。
二つ目はコミュニケーションを厚めにとってくれる会社さんです。
普段は我々も取引会社様に行ったりもするんですが、当時リリース間際でめちゃくちゃ忙しくて、外に出る時間もなかった時は、毎回足を運んでくれて打ち合わせしてくれたり、
会議についても毎回必ず到達点が用意されていて、今回はここまで何と何を決めて帰るぞっていうのがわかる議事進行だったので、打ち合わせがとてもスムーズに運べました。
毎回打ち合わせのフィードバックや振り返りもあるし、無駄のない打ち合わせが非常によかったです。
そういった打ち合わせの場面って簡単なようで難しくて、会社さんによって差が出る部分だと思います。
なぜなら担当者の頭脳やそれぞれのコニュニケーションのパーソナリティーに左右されるので、どれくらいしっかりやってくれるかっていうのはどのお客様でも見ていますが、その部分はとてもしっかりしていましたね。
前に私もコンサルの仕事をしていましたが、やはり然るべきとこはしっかりと押さえてるなという印象でした。
最後にdiffeasyへ一言お願いします!
いらぬ心配ですけど、いつまでも今のdiffesayでいててくれれば何より幸いです。
そして今のメンバーもいいですし、雰囲気も好きですので、これからも変わらぬお付き合いのほどよろしくお願いします。
株式会社グッドラックスリー
スマートフォンゲーム、次世代ゲーム、アプリの企画 / 開発 / 運営、映像芸能事業
成功・解決した理由
Before相談前
- リリースまで時間がない。
- 指標の抽出が大変。
- ユーザーの動きがわからない。
- 会社の内外と情報共有が難しい。
After相談後
- 緊急対応でリリースまでに実装。
- リアルタイムで指標が見れる。
- 指標を元にユーザーの反応を把握。
- サマリー機能で簡単に情報共有可能。